一見じゃあ、先代ツーか現行を踏襲したようで、発売後の街中でどの程度独自の存在感を訴えるのかはワカンナイ。ただ、もうチョット先進感があってもいいんじゃないかと。 とりわけフロントビューなど、曖昧で鈍い感じだ。サイドビューはナカナカ美しく魅力的だが。 また全体のプロポーションは、先代踏襲ながら、一つのハイブリッドスタイルとして適している感じもし、先のインサイトを含めて、“マ、イッカ”と思わせるのは、2代目のデザインがそれだけ優れていたからだろう。 また、今度のプリウスは質感が高い。インサイトのキレのよさ、明快さに比べて、厚みや深さが感じられ、ディテールを含めてシッカリとデザインされ、製造品質を含めて入念に仕立て上げられたように見える。従って、排気量の拡大以上に車格感が高く感じられるようだ。 インテリアも巧くモダンにまとめられており、性能の高さと相まって、魅力的なモデルと言えるだろう。 今の大不況で、従来的なクルマの多くが支持されなくなるであろう中、時代に求められていく一台となろう。 〜プリウスのデザイン〜79点 ■ Profile ■![]() 前澤義雄/泣く子も黙る、東京芸大、デザイン科を卒業後、プリンス自動車に入社。
日産と合併後、日産のデザインが最も輝いた時代といわれるPA10プリメーラ、Z32フェアレディZなどをてがける。 現在はデザイン評論を中心に活躍しながら本誌人気企画、「デザイン水掛け論」を連載中。 [免責事項]本サービスは,講談社ビーシーから情報の提供を受けています。掲載情報の著作権は講談社ビーシーに帰属します。 |