アウトドアにはお気楽なものもあれば達成までに時間がかかってしまうものもある。ほだ木(原木)でキノコを自分で栽培するのは、その両方の要素を持っていると言える。なぜならほだ木に種菌を植えるのはカンタンでも、実際にキノコが出てくるまでそのほだ木の状態を管理維持するのがすごく難しいからだ。
でも、苦戦するだけあってそのぶんキノコが無事にできた時のうれしさもひとしお。菌の植え付けからキノコが出てくるまでは早くても1年はかかる。とはいえ、その待っている間のワクワクする気持ちもまた、ほだ木栽培の醍醐味なのだ。これからの季節、ほだ木にキノコの種菌を植えるにはちょうどいい時期。ということで、本企画では自宅でのほだ木によるキノコ栽培にチャレンジしてみたい。
ひと口にキノコと言っても種類は数多く、初心者向けはシイタケ、ナメコ、ヒラタケと言われている。ほだ木栽培の流れはいずれも、まずはほだ木を入手して種菌を植え込み、ほだ木を軒下などに置いて管理するというもの。こう書くとなんだかカンタンそうに思えるかもしれないが、キノコってヤツは温度や湿度などの影響を非常に受けやすくデリケートなため、保管状態を最適に保つのが難しいのだ。それだけにうまくできたら感動ものなのだ!
今回はシイタケ作りにトライ。まずはほだ木の入手から始まるが、冬になる前に栽培予定のキノコに適した木(※下の表を参照)を伐採する。
北海道でDIY実践塾を主宰するアウトドアの達人、稲葉大輔氏によれば「5~30㎝くらいの太さの木が最適で、切った木はそのまま春まで乾燥させます。シイタケの菌はほかの菌よりも弱いため、木の切り口から害菌が入り込む可能性が低い冬の寒い時期に乾燥させるのがいいでしょう」とのことだ。
詳しくは最新のフェネック4月号『自宅でキノコのほだ木栽培』(P51)を読んでぜひチャレンジしてみてください!
ほだ木栽培をスタートして1年後にはうまくいけばこんなシイタケが!!
親子で一緒に取り組めるシイタケのほだ木栽培
ほだ木の穴に種菌を埋めて木槌で打ち込んでゆく植菌